全ての樹木には人間と同じように【霊魂】が宿っています。
そんな木々たちを手前勝手な都合で伐採した日には、因果応報、それなりの災いが降りかかります。
街を見渡してみましょう。
・開発が進むコンクリートジャングルの都市部に不自然に屹立する大木。
・死角となり事故の要因にもなりかねないのに車道ど真ん中にそびえ立つ大木。
・日光を遮り景観を損ねるのに伐採しない太古から佇む庭の大木。
「なぜこんな所に? 邪魔になる!」という切ったほうがいいと思う木々が全国各地には数多存在しています。
それらは過去に実際切ろうとしたとき何か起きたから、今もなお手つかずのまま放置されていることが多いのです。
触らぬ神に祟りなし。
大層な理由もないのに利己的に森林破壊をすべきではありません。
ただ、やむを得ず伐採しなければならない場合もあるでしょう。
そうしたときはそれなりの日数をかけて木霊を説得しなければなりません。
それが礼を尽くすということなのです。
【説明と説得】
仏教への意識が強い家の場合なら線香。神道の場合には塩や酒などを供えながら「これまで見守ってもらいましたが、どうしても避けられない事情があるのです」と説明しながら100日間を目安として報告と説得をします。
因みにこの方法はお墓の移動の際にも有効。
墓前でしなくとも心中で100日間かけ「こうした事情からどうしても墓石を移したいのです。どうかお許しください」と語り掛けましょう。
きちんと筋を通せば霊たちも首を縦にふってくれます。
【供養の言葉を唱える】
「わが身にまつわる霊魂たちが、この世の欲望や執着から一時も早く離れ、霊界の在り方を自覚し、進化向上の途につきますように」と毎日唱え続けること。
心を込めて唱えることが大事なので暗記しようと躍起にならずとも構いません。
そして最後に、「光のほうへ、光のほうへ」と言って締めくくります。
既に殺めてしまった木がある場合は、自身の思い行動を詫びて猛省し、これまで共存共栄してこられたことへの感謝を真摯に伝えましょう。
そして可能ならば他の形で植物を愛でたり大事に育てること。
そうすることによって、自然界への貢献・供養へと繋がるのです。
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